きちんとしたプラークコントロールやスケーリング・ルートプレーニングを行っても症状が改善しない部分に対しては、歯周外科治療と呼ばれる治療が行われます。
歯周外科治療には様々な方法がありますが、歯医者さんの間で「フラップ手術」と呼ばれている最も一般的なものをここではご紹介します。
麻酔をして歯肉をメスで切り、ペロッと剥がして歯の根っこや歯を支えている骨をむき出しにします。
スケーラー(歯石を取る器具)で奥深くの歯石や感染歯質を徹底的に除去したり、骨が溶かされてデコボコになってしまったところをきれいに平らにしたりした後、糸で歯肉を元通りに縫います。
手術時間はケースによって様々ですが、通常、1時間くらいはかかります。
麻酔をするので手術中に痛みはありませんが、術後に傷口が痛むことはあります。
また、多くの場合、術後感染を予防するために抗生物質、術後の痛み対策として痛み止めが数日分処方されます。
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